「プログラミングを学ぶべきだ!」という声をいろいろなところで耳にするようになりました。とはいえ、触れたことのない人にとってはプログラミングの重要性や身につける必要性はなかなか分からないもの。プログラミングを学ぶとどんなメリットが期待できるのでしょうか。
1.仕事を奪われることがない
近年、ロボットやAIが目ざましい進化を遂げています。将来的には私たちの仕事の約半分がとって代わられる、という予測が立っているほどです。実際、金融機関では人員削減なども行われています。プログラミングのスキルがあれば働き口に困ることもありませんし、AIの仕組みそのものを知ることもできます。これからの時代を生き抜くためには欠かせないスキルといえるでしょう。
2.IT人材の需要が高まっている
経済産業省の調べによると、2030年には78.9万人ものIT人材不足が起きるといわれています。プログラマーやエンジニアの不足はますます深刻化していくことでしょう。小学校でのプログラミング学習の必修化やプロ・テック倶楽部のような小学生向けのプログラミング教室の増加など、新しいIT人材を育成する動きも進んでいます。
3.高収入を狙える
プログラマーの平均年収は350~500万円。これだけ聞くと一般的のように思えるでしょう。しかし、企業の規模や仕事に使う言語などをちゃんと選べば年収1,000万円も夢ではありません。高収入を狙える言語の1つが「Scala」。サーバーサイドの開発言語で使えるプログラマーが少ないため、年収も上がりやすくなります。そして求人数が多く、年収も高くなりやすいのがAIなどに使われる「Python」やiOSアプリを作れる「Swift」。開発されたのが最近でまだ使える人も少なく、重宝されているようです。
4.働き方を選びやすい
在宅ワークを実現できるのもプログラミングを身につける大きなメリット。週3日など、フルタイム以外の働き方も十分可能です。副業を始めてみたい方や時間に追われることなく働きたい方にはピッタリでしょう。
このように、プログラミングを学ぶことで自分の可能性を大きく広げることができます。これから生まれるであろうさまざまなテクノロジーを使いこなし時代についていくためにも、学んでおくといいのではないでしょうか。